シックハウス症候群、化学物質過敏症の原因は新築?!対策のための工務店

シックハウス症候群、化学物質過敏症の原因は新築?!対策のための工務店

シックハウス症候群でずっと悩み続けていました。

ウェッジホーム代表の座間です。 

シックハウス症候群、化学物質過敏症という言葉(病気)をご存知でしょうか?
  この病は年々増加しており、お子様から大人までもが悩まされている病です。
  安心・安全のこの世の中にこんな病気が増えていることは想像もつきません。

「自分は健康だから大丈夫。」
「そんなことはありえないし、心配はいらない。」

  私もそう考える一人でしたが、身近にシックハウス症候群の魔の手は忍び寄っていました…。
遡ること数年前、私は体調が悪く、特に喉に違和感があり声がかすれ、会話をするのも辛い時期が続いており、早速病院へ行き診察をうけました。

結果、医師には「お酒の飲みすぎ」「カラオケのせいだ」などと色々原因を言われましたが、最終的には「精神的なストレスが影響で普段の生活環境を変えないと治らない。」という結果になり、いまいち納得のいく診察が受けられませんでした。
その後、あれこれ色々な薬を試し体調は改善していきましたが、 その日から原因を知りたいがために考え込む毎日が続き、月日が過ぎていきました。

  そしてある日、喘息で苦しんでいるという大切な友人から 「病院に行って薬を飲んでも治らない!」 という話しを聞き、自分も何とか力になれることはないかと考えました。
色々な書を読み、色々な方にも会い、最善を尽くし調べてみたところ驚きの事実にいきつきました。
それは、私自身が携わっている住まい(住環境)の影響が大きく関係しているということ。 その後、さらに住まいについて一から勉強し直し、建材から構造、住環境、納得するまでトコトン調べました。。

そして考えられる原因は、
◆新建材に使用されている接着剤から揮発する『化学物質(VOC)』
◆住まいのカビ、ダニ、ハウスダスト
これらによるシックハウス症候群、化学物質過敏症ということがわかりました。

  そのことを友人に話しましたが驚きを隠せない表情で、その当時、なかなか認知されない病だったこともあり、周囲の理解も得られずとても苦しみました。 
そして、私自身も新築のお家に入ると同じような症状が続くことからシックハウス症候群ではないのかと考えるようになりました。
新築の匂い(建材から揮発する化学物質)がいい匂いだと思っていましたが、あの匂いは体によくない臭いだということ。
そんな毒のような臭いを家族が毎日普通のように嗅いで暮らしている。 それが悲劇のはじまりと考えるととても恐ろく今でも鳥肌がたってしまいます。

その後、私の家造りに対する考え方が180度かわり、

「家造りに携わる一人としてどんな家造りをすれば
                      その人が安心して暮らせていけるのか。」

  「私のような人をこれ以上増やしてはいけないし私のような人を助けたい。」
  その思い一心で、ウェッジホームの設立をしました。


快適で健康的な住宅で暮らすために
建築基準法に基づくシックハウス対策
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/content/sickhouse-R4.pdf
国土交通省住宅局資料から引用

「シックハウス症候群とは」
新築やリフォームした住宅に入居した人の、目がチカチカする、喉が痛い、めまいや吐き気、頭痛がする、などの「シックハウス症候群」が問題になっています。
その原因の一部は、建材や家具、日用品などから発散するホルムアルデヒドやVOC(トルエン、キシレンその他)などの揮発性有機化合物と考えられています。
「シックハウス症候群」についてはまだ解明されていない部分もありますが、化学物質の濃度の高い空間に長期間暮らしていると健康に有害な影響が出るおそれがあります。

化学物質過敏症:思いのほか身近な環境問題
http://www.cssc.jp/cs_shiryo.pdf
新企画出版社資料から引用

「化学物質過敏症とは」
化学物質過敏症は過敏という名が示すように、ごく少量の物質にでも過敏に反応する点ではアレルギー疾患に似ています。最初にある程度の量の物質に曝露されると(さらさられると)アレルギー疾患でいう”感作”と同じような状態となり、二度目に同じ物質に少量でも曝露されると過敏症状を来たします。時には最初に曝露された物質と二度目に曝露された物質が異なる場合もあり、これは多種化学物質過敏症と呼ばれます。

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